ミミズコンポストの始め方 初心者でも簡単

コンポスト

我が家では生ゴミコンポストとは別にミミズコンポストもフル稼働中です。
ミミズコンポストとは、生ゴミなどの有機物を、ミミズと微生物の力を借りて分解し、
黒く、栄養価の高い堆肥(コンポスト)に変える処理方法です。

この記事では、これまでの失敗事例を紹介しながら、初心者でも始められるコンポスト作りを具体的に説明していきます。

ミミズコンポストに使うミミズは、通常畑や花壇で目にする土の中にいるミミズ(太ミミズ)とは別種のシマミミズで、釣り餌として売られています。
シマミミズは堆肥生息型で、地表の堆肥をすみかにしており、地中深いところにはいません。

体長は5cm~10cm程度(大人) と小さく、有機物を食べて堆肥に変えてくれます。
このミミズが出す糞が植物の出芽や生長を促す栄養豊富な堆肥、土壌改良剤となります。

ミミズは雄雌胴体の生物で、2匹のミミズが交尾後、卵(卵包) を産みます。
卵包は約3週間でふ化し、約8週間程度で大人になります。
その2週間後に卵包を産み始めるとそれから6ヵ月から1年くらい1週間に2~3個卵を産み続けます。その1個の卵包から2~3匹のミミズが生まれます。
(環境が合えば、半年で倍に増えます。)

ミミズコンポストに投入するもの
野菜くず、果物の皮
茶殻、コーヒーかす
落葉、枯草枝
段ボール、古紙

ミミズコンポストに入れてはいけないもの
香辛料など刺激物
塩分の含まれている食品
柑橘類
ネギ類
乳製品、油分の多いもの

ミミズ堆肥の使い方
植物の植え付け時に用土に(一握りほどを)混ぜ込んだり、鉢植えや花壇にパラパラとまきます。
土中の微生物の活動を活発にし、植物がミネラルを吸収しやすくし、土の団粒構造を作ってくれます。

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DI VERDE

園芸歴30年。落ち葉と生ごみを使った自作ミミズコンポストで堆肥を作り、無農薬無肥料の循環型ローメンテなガーデニングを紹介しています。

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